デバイスと針を選ぶ

デバイス

インスリンを注入する際のデバイスにはプレフィルド(キット)型、カートリッジ型、バイアル型と3通りの製剤があります。

  • プレフィルド/キット製剤

    あらかじめインスリン製剤が注入器にセットされている使い捨てタイプのデバイスです。カートリッジなどを交換する手間がなく、簡単な操作で使用できるため、利便性が高いのが特徴です。注射針は、JIST3226-2に準拠したA型専用注射針を使用します。

  • カートリッジ製剤

    ペン型注入器に、インスリンの入った専用カートリッジをセットして使用するタイプです。カートリッジには種類があり、専用の注入器を使用しないと、過量投与などの事故につながる可能性があります。カートリッジのインスリンが空になったら、その都度カートリッジを交換します。注入器の注射針は、JIST3226-2に準拠したA型専用注射針を使用します。

  • バイアル製剤

    バイアル製剤はインスリン専用シリンジ(注射器)で吸引して使います。主に医療機関で使用され、多くは皮下注射ですが、点滴など静注で用いることもあります。

注射針

プレフィルド/キット製剤およびカートリッジ製剤を使用の際には、
JIST3226-2に準拠したA型専用注射針との組み合わせで使用してください。

製品名 製造販売元 サイズ 写真 包装
BDマイクロファインプラス
32G×4mm Thin Wall
日本ベクトン・
ディッキンソン(株)
32G(0.23mm)×4mm 1箱70本入り
(14本入り×5袋)
BDマイクロファインプラス
31G×5mm Thin Wall
日本ベクトン・
ディッキンソン(株)
31G(0.25mm)×5mm 1箱70本入り
(14本入り×5袋)
BDマイクロファインプラス
31G×8mm Thin Wall
日本ベクトン・
ディッキンソン(株)
31G(0.25mm)×8mm 1箱70本入り
(14本入り×5袋)
BDオートシールド デュオ 日本ベクトン・
ディッキンソン(株)
30G(0.3mm)×5mm 1箱100本入り
ナノパスニードルII
ナノパス34G
テルモ(株)
34G(0.18mm)×4mm 1箱70本入り
ナノパスニードル
ナノパス33G
テルモ(株)
33G(0.2mm)×5mm 1箱70本入り
ペンニードル
32Gテーパー
製造販売元:
ニプロ(株)
販売元:
ノボ ノルディスク ファーマ(株)
0.23mm(先端部)/
0.25mm(基部)×6mm
1箱70本入り
ペンニードル
(30G 8mm)
製造販売元:
ニプロ(株)
販売元:
ノボ ノルディスク ファーマ(株)
0.30mm(30G)×8mm 1箱70本入り
ペンニードルプラス
(32G 4mm)
製造販売元:
ニプロ(株)
販売元:
ノボ ノルディスク ファーマ(株)
0.23mm(先端部)/
0.25mm(後端部)
(32Gテーパー)×4mm
1箱70本入り

2017年3月現在

インスリン注入ポンプ(CSII)を使った治療

1型糖尿病の患者さんや糖尿病のある妊婦さんによっては、厳格な血糖コントロールを行うために、インスリン注入ポンプを使って、皮下から持続的にインスリンを注入する治療法(インスリン持続皮下注入療法)を行うことがあります。英語でContinuous Subcutaneous Insulin Infusion、略して「CSII(シーエスアイアイ)」と呼ばれます。 1日に必要なインスリンの40~60%を基礎分泌として持続的に補充しながら、食事の際には食前に追加注入が行われます。
この治療をうまく維持するためには、糖尿病をよく知っていること、チーム医療体制が整っていることなどが重要となってきます。

参考資料:日本糖尿病学会 編・著. 糖尿病治療の手びき 改訂第56版, p47, 南江堂, 2014

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