初回投与量
体重×0.2単位/kg=1日総投与量として、朝:昼:夕:就寝前の比率1:1:1:1から開始
例:体重60kgの場合、毎食直前に超速効型3単位、就寝前に持効型3単位(1日約12単位)から開始
投与量の調整:外来受診時の食前血糖値(または食後2時間値)を目安に調節
食前血糖値(食後2時間値) |
用量調節 |
朝食前空腹時≧130mg/dL |
就寝前の持効型製剤を1単位ずつ増量。HbA1cが7%台になるまで増量していく |
≧130mg/dL(≧180mg/dL) |
毎食前の超速効型製剤を1単位ずつ増量。HbA1cが7%台になるまで増量していく |
<130mg/dL(<180mg/dL) |
投与量は変更しない |
<70mg/dL(<100mg/dL)または 低血糖症状発現 |
責任インスリン*を1単位減量 |
*血糖測定前の直近に投与したインスリン(朝食前血糖値→前日夕食前投与、昼食前血糖値→朝食前投与、夕食前血糖値→昼食前投与)