インスリン変更ナビ

超速効型3回注射による導入からのステップアップ

ステップアップのタイミング

  • ・超速効型3回で導入し、6ヵ月以上経過したが、HbA1cの目標値を未達成。
  • ・朝食前空腹時血糖値が高い。

このステップアップの特徴

  • ・超速効型3回注射による導入は、食後高血糖を改善でき、空腹時、夜間の低血糖も起こしにくい。
  • ・持効型追加のタイミングが読みにくいのが難点。そのまま追加せず超速効型を増量すると過量投与、体重増加につながるので注意が必要。

留意点

  • ・昼食前や夕食前・眠前の血糖値がかなり正常値に近づいている場合は、超速効型を同時に各1~2単位減量することも忘れずに行う。

投与量設定例

初回投与量 超速効型 変更せず
持効型製剤 3単位~4単位、注射する時間を決めて1日1回
投与量の調整 増量 朝食前空腹時 130mg/dL≦ 持効型を1~2単位増量
朝食後2時間
昼食前
180mg/dL≦
130mg/dL≦
朝食前超速効型を1~2単位増量
昼食後2時間
夕食前
180mg/dL≦
130mg/dL≦
昼食前超速効型を1~2単位増量
夕食後2時間
就寝前
180mg/dL≦
130mg/dL≦
夕食前超速効型を1~2単位増量
減量 朝食前空腹時 <70mg/dL 持効型を1~2単位減量
昼食前 朝食前超速効型を1~2単位減量
夕食前 昼食前超速効型を1~2単位減量
就寝前 夕食前超速効型を1~2単位減量