薬による治療

スルホニル尿素(SU)薬

スルホニル尿素薬

特徴

スルホニル尿素薬、略して SU(エス・ユー)薬は、すい臓からのインスリンの分泌を増やし血糖を下げる飲み薬です。すい臓のインスリンを作る働きがある程度残っている患者さんで効果があります。歴史の⻑い薬で、最近は少なめの量を他の薬と併用して使うことが多くなっています。

薬剤の種類

<成分名> <主な薬剤>
グリベンクラミド オイグルコン、ダオニール
グリクラジド グリミクロン、グリミクロン HA
グリメピリド アマリール、アマリール OD

血糖を下げる仕組み

インスリンはすい臓のベータ細胞で作られています。スルホニル尿素(SU)薬は、この 細胞に働いてインスリンの分泌を増やします。

注意が必要なこと

【低血糖】
患者さんによっては少量でも低血糖を起こすことがあります。低血糖が長く続くこともあります。また、食前や食事時間が遅れたときに低血糖を起こすことがあります。低血糖への対処法をよく知り、準備しておくことが大切です。肝障害、腎障害、高齢の患者さんでは低血糖が長く続きやすく注意を要します。
【体重増加】
体重が増加しやすいので、食事療法をきちんと行うことが大切です。

参考資料

  • 日本糖尿病学会 編・著. 糖尿病治療ガイド2016-2017, 文光堂, 2016
  • 日本糖尿病学会 編・著. 糖尿病専門医研修ガイドブック 改訂第6版, 診断と治療社, 2014