重症低血糖の原因


重症低血糖は何が原因で起こるの?

重症低血糖の原因(医師の判断)1)

重症低血糖が起こる原因は、「食事の量(または炭水化物の量)が少ない」、「食事の時間の遅れ」、「薬の種類や量の誤り」、「シックデイ※1」 、「アルコールの飲みすぎ」などが大半を占めています。

※1:糖尿病の患者さんが感染症などによる発熱や下痢、おう吐、または食欲低下のため食事がとれない状態

重症低血糖の原因円グラフ

重症低血糖に関連する要因

重症低血糖に関連する要因として、「過去に重症低血糖を起こしたことがある」、「糖尿病の病型」、「加齢」、「インスリン治療」、「HbA1cが低い」、「糖尿病と診断されてからの期間が長い」等があります。これらの要因があてはまる患者さんは、重症低血糖のリスクに備えることが重要となります。


重症低血糖を引き起こす可能性がある要因

低血糖を繰り返している、または自覚症状が失われているケースのほかに、重症低血糖を引き起こす可能性のある要因について、数字でみてみましょう。

過去に重症低血糖を起こしたことがある:37.2%
糖尿病の病型:1型・2型
2型糖尿病の患者さんの中央値:77.0歳
重症低血糖を発病した2型糖尿病患者さんの原因薬剤、インスリンとSU薬:93.9%
2型糖尿病患者さんが重症低血糖を発症した時のHbAiの値:6.8%
重症低血糖を発症した患者さんの糖尿病の平均期間:19.9年

参考資料

1. 日本糖尿病学会「糖尿病治療に関連した重症低血糖の調査委員会報告」, 糖尿病. 2017;60(12):826-842