重症低血糖のリスク


重症低血糖に関係する病気・ケガ

重症低血糖を起こすと認知症や転倒骨折などのおそれがあります。また、昏睡(こんすい)やけいれんなどがあらわれた場合は、適切な対処をしないと命にかかわることもあります¹⁻⁵⁾。重症低血糖は、以下の病気との関連が指摘されています。


認知症
転倒骨折
致死性の不整脈
心臓・血管などの疾患(虚血性心疾患など)


重症低血糖に関係する病気を防ぐためには、低血糖をくりかえさないようにすることと、低血糖が起こった場合にすみやかに対応できるように備えておくことが大切です。

治療を続ける重要性

低血糖を気にするあまり、食事・運動療法やお薬による治療をやめたり、医師に相談せずお薬の量を変えたりすると血糖値が不安定になってしまいます。

主治医の指導を守り、きちんと治療を続けたうえで、気になることがあれば主治医や医療スタッフに伝え、話し合うようにしましょう。

医師への相談イメージ

参考資料

1. 岩倉敏夫. 月刊糖尿病. 2016; 8(9): 28-35

2. Johnston SS et al. Diabetes Obes Metab 14(7):634-643, 2012

3. 日本糖尿病学会「糖尿病治療に関連した重症低血糖の調査委員会報告」, 糖尿病. 2017;60(12):826-842

4. 後藤温. 最新医学. 2018; 73(1):52-57.

5. 辻本哲郎. 血圧. 2016; 23(10):704-711