重症低血糖の現実


ある患者さんのストーリー

低血糖や、重症低血糖について相談しづらい、もしくはどのように相談したらよいのかわからないなど、不安がある方もいらっしゃるかもしれません。

重症低血糖を起こした、ある患者さんのストーリーをもとに、重症低血糖の症状や備え方について紹介しています。

動画「重症低血糖の現実」4分2秒

LLD-V028(R0)

重症低血糖であらわれる症状

意識が遠くなる
昏睡(こんすい)
けいれん

無自覚性低血糖は重症低血糖につながるおそれがあります

低血糖になると、空腹感や気分不良、冷汗、ふるえ、動悸などがの症状があらわれますが、無自覚性低血糖ではこれらの症状あらわれません¹⁾。低血糖をくりかえし、「低血糖に気づく力」が鈍くなると、この無自覚性低血糖になりやすくなります。

無自覚性低血糖では、患者さんは低血糖に気づかないため、血糖値が下がり続け、突然、意識が遠くなったり、昏睡(こんすい)やけいれんが起こる「重症低血糖」になる可能性があります²⁾。

低血糖が無自覚化した患者さんでは、重症低血糖が発症する頻度が17倍高まったという報告があります³⁾。

低血糖の症状イメージ

参考資料

1. 日本糖尿病学会 編・著. 糖尿病治療ガイド2018-2019, 文光堂, 2018

2. 日本糖尿病学会 編・著. 「糖尿病診療ガイドライン2019」, 南江堂, 2019, p334

3. 日本糖尿病学会「糖尿病治療に関連した重症低血糖の調査委員会報告」, 糖尿病. 2017;60(12):826-842